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2015年12月

yomyom2015

今年もあと少し。

毎年書いているyomyomを今年も。

このブログでは2008年から書いていたんですね。さっき調べました。

その前はmixiで書いていたみたいです(記憶がありません)。

今年読んだ本の中から印象に残ったものの抜粋です。

桐光学園特別授業「未来コンパス」
桐光学園がいろんな講師さんを招いて行っている特別授業の書籍化です。
こんな授業があったら受けてみたい、というものばかりです。

井上靖「孔子」
孔子の弟子が回顧した孔子です。
井上靖さんの魅力が深まります。

スティーブン・キャラハン「大西洋漂流76日間」
一人で航海中に、鯨によりヨットが転覆。仮の小さなボートで大西洋を漂流します。
すごいサバイバル能力。この能力があれば地震が来ても怖くありません。

池上彰「そうだったのか!現代史」
池上彰さんが現代史を分かりやすく書いています。
他のそうだったのかシリーズも面白いですよ。

NHKスペシャル取材班「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」
人類が地上に姿を現してから20万年。
お金が出現したのがここ2千年。何を得何を失ったのか。

ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
前回は新潮文庫でよみましたが、今回は岩波文庫で。
やっぱり面白い。

井口俊英「告白」
バブル経済の終末に大和銀行が巨額損失を発表します。
損失を出した本人が、銀行に裏切られた経緯と半生を語ります。

伊東光晴「原子力発電の政治経済学」
政治経済学の観点から原子力発電の実態を探ります。

清水浩史「秘島図鑑」
なかなか行くことの出来ない島を集めた図鑑。
そんな島があったなんて。
人の欲により島の状況が変わってきます。
哀しみも漂います。

その他
岳真也「災害の日本史」
NHK取材班「硫黄島玉砕戦」
藻谷浩介「里山資本主義」
坂本龍一x東京新聞「脱原発とメディアを考える」
ティム・オブライエン「ニュークリア・エイジ」
宮本輝「錦繍」
サマセット・モーム「マウントドレイゴ卿」
コニー・ウィリス「犬は勘定に入れません」
中村航「小森谷くんが決めたこと」
福岡伸一さんの本いろいろ

こちらものぞいてみてください。

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履物と傘の物語と里山資本主義

里山資本主義という言葉を最近知りました。

里山にはGDPに換算できないものやことがたくさんあるということ。

それを積極的にやっている人がいること。

岡山県真庭市のバイオマス発電のこと。


この本を読んでいて、ちょっと前に”みんなのうた”でやっていた「傘と履物の物語」を思い出しました。



共に配偶者に先立たれた、靴屋と傘屋のおばあさん。

そのおばあさん二人も亡くなってしまい、家の整理に押入れを空けてびっくり。

靴屋さんの押入れには傘がたくさん。

傘屋さんの押入れには靴がたくさん。

お互いのお店で買い合っていたのですね。

この2店舗の間でお金と商品が行き来しているだけです。

経済の最小単位。それ以上でもなくそれ以下でもない。

それがきっかけで成り立つコミュニケーション。

GDPよりも尊いものがあります。



ここに利子を取る人が入ってくると、とたんに経済を拡大しなければいけなくなります。

設備投資も銀行からお金を借りて、利子を払わなければならない。

ぼくらの生活費のどのくらいがこの利子分になっているのでしょうか。



疑問は尽きません。




里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

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