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2008年11月

イッパイアッテナ

フリーペーパークロッシングブッククロッシングに動きがありました。

フリーペーパーは、東京、横浜、沖縄から。

そして本は、長野県松本市の半杓亭さんと静岡県榛原郡吉田町から旅をしてきました。

まるでイッパイアッテナの住んでいる町に辿り着いたルドルフのようです。


今まで本のリリースはほとんどなかったのですが今日は二件もありました。

感無量です。


松本からわざわざ来ていただいた方、本当にありがとうございました。







杉浦 範茂, 斉藤 洋 「ルドルフとイッパイアッテナ」  

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たいやきの効能

先日二人の男の子がお店に来てくれました。

二人とも黙々と本を読んでいます。

仮に、ブルーくんとブラックくんとしましょう。

ブラックくんは、なんとなくくるりの岸田さんを思わせる感じです。

ブルーくんは岡野さん(ぼくの友人です)に似ています。


数日後、ブラックくんは一人でご来店。

偶然なのか、あとからブルーくんがホワイトさんを連れてきました。


ブルーくんからたいやき二つと飲み物の注文を承りました。


厨房に向かう途中で、ブラックくんがぼくに近づいてきました。


「たいやキッス」で出してください。


ぼくはそこで、ポール・オースター「幽霊たち」の探偵が受けた依頼を思い出しました。


それにブログを読んでいただいていることに感激して、”たいやキッス”に果敢にも挑戦したのです。



たいやきを向かい合わせに盛り付け、ブルーくんの机に。




「お待たせしました。たいやキッスです。」





こうして”たいやキッス”が日の目を見ることができました。




そして一つわかった事は、



ぼくがいちばん恥ずかしい



ということでした・・・。









ポール・オースター「幽霊たち」

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ご褒美

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先日、「廣」さんに行ってきました。

住宅街の細い道の、東海道線ガードの向こうに、そのお店はありました。

外にある植物や道具はとてもかわいらしく、出荷を待つばかりの家具も、新しいのに古い雰囲気が出ていてとても素敵でした。


”ヒロ”つながりで思い出したのが、ドラマ「未成年」。

いしだ壱成扮するヒロが、最終回に学校の屋上で語りかけます。

「人間の価値をはかるメジャーはどこにも、どこにもないってことさ。」


ぼくは、メジャーはあるんだけれど一種類ではない、と思っています。

独自のメジャーを持つべきだとも。




その廣さんで今週末イベントがあります。




いつも頑張っているみなさん、ご自分へのご褒美、いかがでしょうか。







野島伸司「未成年」
オーダー家具、手作り雑貨のお店 「廣 -Hiro-」

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膨らむパン、膨らむ気持ち

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マフィンおばさんは、パン屋さん。

毎日美味しいパンを、街のみんなのために焼いています。

アノダッテはマフィンおばさんのパン屋さんで働く男の子。

ある日、アノダッテは、忙しいマフィンおばさんを、少しでも助けてあげようとパンを焼きます。

しかし、そのパンは・・。


まだ日差しを浴びただけで汗ばむ、9月のある朝。

あるお店にショップカードを置いてもらおうと、自転車をこいでいました。

そのお店は、素敵な夫婦の営むパン屋さん「アノダッテ」。


以前アノダッテさんに行ったとき、お店の雰囲気も、パンも、働くお二人も、とても良くて、すごく好きになりました。

何よりお店の名前が絵本に由来していることに参ってしまったのです。

アノダッテさんにショップカードを置いていただきたいし、ひつじ日和にも置きたいと思っていました。


ひつじ日和の開店は11時。アノダッテは10時。

少し遠いし、自転車ですが、なんとかこの一時間で行って帰って来なければなりません。

到着したのは、アノダッテさんの開店前。お店の前で休憩していました。

午前10時。

シャッターが開いたところにぼくが立っていたので、奥さんをとても驚かせてしまいました。

「絵本が好きで・・。」「ぼくのお店は本があって・・・。」焦って説明するのでますます怪しげな人物です。

にもかかわらず、快くお店のカードを置いていただきました。


ぼくは食パンを買い、アノダッテさんのカードを預かり、ペダルを強力に踏み込みました。


そのアノダッテさんご夫婦が先日、なんとひつじ日和に来てくれたのです。

それだけでも嬉しいのに、いろいろとお話をさせてもらいました。

ぼくは以前、三年ちょっと埼玉で暮らしていたのですが、たまに行っていたパン屋さんでお二人は働いていたことが判明。

実はその頃からお二人のパンを食べていたのです。



ぼくの気持ちは絵本の中のアノダッテが焼いたパンのように膨らみました。



ひつじ日和も、誰かの気持ちを膨らませられるようになるといいなぁ。



絵本の中のパンはすごいことになりますけれどね・・。





竹林 亜紀, 河本 祥子 「マフィンおばさんのぱんや」

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たいやきやいた(回文です。)

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大学生の神田くんは、病院でアルバイトをしています。

ある出来事から、患者さん達に願い事を頼まれるようになります。

中学生の美子ちゃんも依頼者のうちの一人。

神田くんは願い事を叶えようと奮闘します。


ある日美子ちゃんは神田くんに言いました。

「お兄さん、私とキスしてくれません?」


ぼくは、新しいメニューの名前と盛り付けを考えていました。

新しいメニューは鯛焼きです。

一つアイデアが浮かびました。

鯛焼き二尾を向かい合わせにして「たいやキッス」。

お、と一瞬思ったのですが、ちょっと無理です。

書いているだけでも恥ずかしい。


神田くんは言いました。

「キスなんて、してみたいからするんじゃない。したいからするんだ。」


ぼくもそれに賛成です。

鯛焼き達がお互いにキスしたくなるのを待とうと思います。




たいやきセット、始めました。

静岡茶(現在は菊川茶)とご一緒にどうぞ。 550円。


メニューもちょこちょこ変更しています。








本多孝好「MOMENT」

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シトロンの花咲く処

Event_sheep

ある日のことです。

20代になったばかりであろう男の子二人がお店に来てくれました。

服装がかなり個性的なことと、ワッフルだけを注文したことで、その二人のイメージがなんとなく頭の片隅にありました。

数日後、かなりお店が暇だった時間に電話がかかってきました。

その個性的な男の子からでした。大橋です、と名乗りました。

専門学生であること。卒業制作で絵本を書いていること。できればひつじ日和でその絵本を読みたいこと。

ぼくの脳細胞は、おもしろそうじゃないか、と指令を出すのです。

お店に来てお話しましょう、と伝えて、電話を切りました。

見せていただいた絵はとても奇麗で、才能を感じました。

ぼくがこの歳くらいの頃なんて、何にも考えていなかった。尊敬に値します。

喜んでひつじ日和を使ってください。いやむしろお願いします。

12月20日(土)にイベントを行います。

大橋くんの作った絵本を、cafe the eelのもとさんが読みます。

大橋くんが伴奏をします。

同時に、何かを発表したい方を募集します。

読み聞かせでも、歌でも、何かのパフォーマンスでも、みなさんに訴えかけたい事でも何でも可です。

ご興味ある方、詳細を知りたい方はひつじ日和 上原までメールください。

入場料 500円 1ドリンク付き。

1回目 16:00〜

2回目 18:00〜

3回目 20:00〜

全回入れ替え予定。
同時に店内に絵本もいつもより多く置きます。

さらに詳細が決まり次第、随時更新します。








大橋勇太「シトロンの花咲く処」






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